2009年のポケモン映画を見てきました。

今日は弟Bと2人で映画を見てきました。
劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド＆パール アルセウス 超克の時空へ(→公式サイト)

超・仮面ライダー電王＆ディケイドを見に行った時に、前売り券を買っておきました。スクリーンからやってくる伝説ポケモン「アルセウス」もゲットしましたよ。

以下感想箇条書きにつき、ネタバレ注意。

・今回の主役ポケモンである、アルセウスの声は渋いというか、長い年月を生きてきた重みがあってかっこいいなあと思いました。ディアルガ、パルキア、ギラティナといった伝説ポケモンが勢揃いした中でも、特に大きな存在感を持った最後の伝説ポケモンという感じがしましたね。最後にエンドクレジットを見て、アルセウスの声を演じていたのは美輪明宏さんだったというのがわかって、なるほどベストな配役だったんだなあと納得しました。母親に話したら、美輪明宏さんは「もののけ姫」というアニメ映画(超有名な作品ですが私は見たことがないので知らないのです。)でも声の出演をしていて、良かったんだそうです。

・お話はテレビでシミュレーションゲームをやっているのに例えると、下記のような感じでしょうか。
１．リサイクルショップで買ってきた状態からスタートした。
２．前の持ち主がプレイした時選択肢を間違えていて、バッドエンド直行ルートになっていた。
３．セーブデータを弄れるツールを使用して間違った選択肢を選ぶ直前まで戻ってやり直した。
４．元の場所まで進めたらハッピーエンドになった。

要するに話が始まった時点でアルセウスがどうにもならない状態だったから、ディアルガの伝説パワーでタイムスリップさせてもらって、アルセウスと和解してきたという話でした。個人的にはタイムスリップして歴史改竄する展開はあまり好きではないです。自分達が生きている今をできるだけ大切にしたいですし、一度やり始めるときりがないですから。

・ディアルガは今回世界を救った個人的にMVPポケモンです。よくやった。でもディアルガのせいでパルキアはいつも目立たないなあ。個人的MVPの次点はタケシに毒突き(？)でツッコミを入れたグレッグル。

・今回、催眠術は実際に使うと危険過ぎる技だと認識しました。この技を出したおかげで、最終的に世界が滅ぶ運命になったわけなので。

・今回は最初にサトシが映るまでに伝説ポケモンの皆さんがスクリーンで動いているのが見られて壮観でした。本編でもたくさん出てきました。

・金銀御三家の3匹(チコリータ、ヒノアラシ、ワニノコ)が活躍したのでなんだか懐かしい気分になりました。関係ないですが一緒に援護に出てきたコラッタ達の数の多さが、やけに印象に残っています。

・映画を見終わって弟と最初に話したのは、エンディング映像で悪役が生きているのが確認できて良かったね、というところ。悪役だけ助かった描写が省略されていたから、エンディングで姿が映るまでハラハラした、というのが弟との共通感想でした。やっぱり弟Bと自分は年は12も離れているけど、気にするところが似ているなあと思いました。

以上です。今回は結局面白かったかどうかと言われると、自分としてはそこそこ楽しめたかなあという感じです。